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免疫力をアップ!?からだを整えよう

【赤ちゃんとお母さんのためのごはん】
妊娠中は赤ちゃんのための栄養とお母さんのための栄養が必要です。単に「2人分」ではなく、妊娠時期によって必要な栄養素は少しずつ変化していきます。神経質になりすぎる必要はありませんが、ライフスタイルに合った食生活の見直しをしてみましょう。からだを冷やさない食事を意識することも大きなポイントです。
妊娠初期:0〜15週 まずは食生活の見直しをしましょう。この時期は赤ちゃんの栄養よりもお母さんに必要な栄養を考えます。 また妊娠を望む人、妊娠した人は積極的に葉酸を摂ります。葉酸はアスパラガス、アボカド、いちご、小松菜、ブロッコリーなどに多く含まれます。水に溶けやすい栄養素ですので、できるだけ新鮮な野菜や果物を生の状態で食べるのが理想的。卵や大豆製品と一緒に食べると効率よく働きます。 つわりの間は食べられるものを選びます。外出時は空腹を避けて糖質の補給を心がけましょう。また、つわりによる脱水予防のため水分補給も忘れずに。
妊娠中期:15〜27週 赤ちゃんが少しずつ育つ時期です。鉄分、ビタミン類、カルシウム、タンパク質など多めに摂るべき栄養素が増えてきます。とくに不足しがちな鉄分は妊娠中〜授乳中まで積極的に摂りましょう。鉄分は 摂り溜めができないので、毎食少しずつ取り入れることが大切です。レバー、赤身魚、あさり、小松菜、納豆などに多く含まれています。 また、つわりが治まると食欲が増してきます。体重管理を意識してカロリーの過剰摂取に気をつけましょう。
妊娠後期:27〜40週 赤ちゃんの成長が急速に進む時期です。バランスのよい食事を心がけます。 胃が圧迫されるときは少量の食事をこまめに食べるような工夫を。間食にはお菓子よりもおにぎりや野菜スープ、常備菜、ヨーグルトなどを選びます。 36週頃〜は産後に向けて質の良い母乳をつくる食事を意識しましょう。栄養のバランスはもちろん、低脂肪で高たんぱく質の食事、血液をつくる栄養素(鉄分、タンパク質、葉酸など)を摂るようにします。

(日)朝食「鶏肉の塩肉じゃが」「金平ごぼう」「きゅうりの酢の物」 塩ベースの肉じゃがはあっさりと食べやすい味付けで、少し酢を入れることで鶏肉がさっぱり柔らかく仕上がります。鶏肉自体は脂肪が少なく、皮や肉回りの脂肪を除くことでさらに余分なカロリーを抑えられます。肉じゃがはコクのある鶏もも肉を使用しています。
(日)昼食「鮭入りまぜ寿司」「若竹煮」「うどの胡麻和え」 春は山菜を楽しみたい季節ですが、多くの山菜はアクが強くて下処理に手間がかかります。うどもアクがありますが酢水にさらす程度なので比較的扱いやすい山菜のひとつで、天ぷら、おひたし、胡麻和えなど生でも加熱しても様々な料理に使えます。うどは豊富なカリウムと食物繊維が含まれており、便秘予防にも役立ちます。
(日)夕食「ハヤシライス」「海藻サラダ」「ミルクプリン」 生のトマトを入れることでコクの中に程よい酸味を感じ、すっきりとした味になります。ごはんは玄米を使用。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。苦手な方は白米に少し混ぜてみるところからはじめてみましょう。
(月)朝食「トースト」「スパニッシュオムレツ」「マカロニツナサラダ」「コンソメスープ」 オムレツには玉ねぎ、パプリカ、かぼちゃ、グリーンピースなどの野菜を入れ彩りを良くし、食べ応えのあるオムレツにしています。一度にたくさんの野菜を食べられる料理としておすすめです。
(月)昼食「魚のかば焼き丼」「長芋だんごのあんかけ」「茄子の生姜煮」 魚のかば焼きとたっぷりの薬味はとてもよく合います。みょうがは消化促進や血行促進、みつはは食欲増進やリラックス効果など、薬味の香り成分には嬉しい効果がいくつかあります。β-カロテンやビタミンB2を含む大葉は夏に向けて旬を迎えます。みずみずしくて緑色が濃いものを選びましょう。
(月)夕食「たまごスープ」「鶏肉とカシューナッツの炒め」「おぼろ豆腐のサラダ」 カシューナッツはほんのりと甘みがあり そのままおやつなどにも食べることができます。栄養価としては40%前後が脂質ですので食べ過ぎは気をつけたいところ。ほかには亜鉛や鉄分がたっぷり。とくに鉄分はナッツ類の中ではトップクラスの含有量です。
(火)朝食「厚揚げの野菜あんかけ」「切干大根の炒め物」 厚揚げは一度油で揚げていますので、湯通し等で油抜きをしてから使用すると味も染みやすくなるのでおすすめです。きのこは種類にもよりますが、甘みを感じる一方でからだを冷やす作用のあるものが多いのが特徴です。少しだけ唐辛子を加えてあたため料理に変化させると、きのこを美味しく健康的に食べることができます。
(火)昼食「豚ヒレカツの玉子とじ」「彩り野菜の和風サラダ」 ヒレ肉は豚肉の中でもビタミンB1が多く、キメが細かくて柔らかい肉質です。豚肉全体の2%ほどしかないのでやや高価ですが、脂肪がロースの1/5以下とカロリーを抑えやすい部位ですので上手に摂り入れましょう。卵の栄養価が高いことはよく知られていますが、ビタミンCや食物繊維はほとんど含まれていないので野菜類をしっかり摂ることで補います。
(火)夕食「魚のホイル焼き」「筑前煮」「青菜の酢みそ和え」 ホイル焼きにはたっぷりのもやしときのこ類を入れています。もやしはほとんどが水分なので栄養が無いイメージを持たれていますが、ほどよいシャキシャキ感はほかの食材にはない良さ。発芽によりビタミンCの含有量が増えるので豆もやしなどを使用するのもおすすめです。
(水)朝食「焼魚」「ひじきの煮物」「和風ナムル」 さばはDHAやEPAが豊富なことで有名ですが、そのほかにも豊富に含まれる栄養素に“セレン”があります。セレンはミネラルの一種で、たんぱく質と合わさると身体に吸収されやすくなる性質があります。非常に高い抗酸化作用があるのも大きな特徴です。和風ナムルは山椒の香りがアクセントになり、薄切りにしたかぶの食感が楽しめる一品です。
(水)昼食「鶏肉と野菜のチリソース」「塩くらげの中華サラダ」「中華スープ」 海老のチリソースをアレンジした鶏肉のチリソース。食べ応えを意識して大きめの具材でご用意しています。副菜に使用しているくらげは水分とたんぱく質を含んだ食材でミネラルが豊富なことも特徴です。酢の物や和え物に使用しやすく、コリコリとした食感も楽しめます。
(水)夕食「ビーフカレー」「ナッツとじゃこのサラダ」「フルーツヨーグルト」 ビーフカレーには粗挽きの牛肉と、玉ねぎやトマト、人参などの野菜を使用しています。どの肉類も重要なたんぱく質源ですが、とくに牛肉は必須アミノ酸(人の体内では作られず食品から摂らなければならないアミノ酸のこと)をバランスよく含んでおり、豚肉や鶏肉に比べて鉄分が多いことも特徴です。
(木)朝食「きゅうりとチーズのサンドウィッチ」「きのこの豆乳スープ」「キャロットドレッシングのレタスサラダ」 サンドウィッチに使用しているスライスチーズなどのプロセスチーズは加熱、殺菌されているので熟成が止まり、保存性が高いチーズとして日本では一般的です。妊産婦の方も比較的安心して食べられますが、塩分が高いものが多いので食べすぎには注意しましょう。
(木)昼食「とろろ昆布入り山菜そば」「海老と野菜の天ぷら」「水菜のさっぱりおひたし」 そばに含まれるたんぱく質は植物性です。水溶性なので胃に負担がかからず消化に良いとされています。必須アミノ酸(人の体内では作られず食品から摂らなければならないアミノ酸のこと)を豊富に含むことも特徴。天ぷらを揚げるときは、野菜類は160〜180℃で3分、魚介類は180〜190℃で2分を目安にします。
(木)夕食「豚しゃぶの野菜添えごまドレッシング」「豆乳茶碗蒸し海老あんかけ」「青菜の辛子和え」 ドレッシングはごま、生姜、お酢をたっぷりと使用しています。市販のドレッシングは用途によってたくさんの中から選べるので便利ですが、塩分や糖分が多く入っているものもあるので注意が必要です。
(金)朝食「鶏肉と野菜の煮物」「野菜ときのこの和え物」 煮物は調味料の割合を決めておくと便利です。基本は、出汁10:酒1:砂糖(みりん)1:醤油1。出汁がやや多く感じますが、ゆっくりと煮詰めると丁度良い味になります。あとはお好みに合わせて調整します。
(金)昼食「魚のXO醤炒め」「棒棒鶏」「白菜と帆立のスープ」 中華料理で使われるXO醤は干し海老や干し貝柱のエキスで作られた味噌風味の合わせ調味料です。若干クセがあるので苦手な方は豆板醤、甜麺醤、コチュジャンなどでも代用できます。
(金)夕食「五目おこわ」「豚汁」「おからの炒り煮」「野菜のごま和え」 具をたっぷり入れた五目おこわは色々な食材の味が楽しめ、おにぎりにして間食に利用することもできるのでおすすめです。おこわモードが備わっている炊飯器が多いですが、蒸し器で蒸かすとよりもっちり感を味わえます。具はお好みですが、海藻類(ひじき)や豆類(大豆や油揚げ)など不足しがちな食材を選ぶと良いです。
(土)朝食「高野豆腐と海老のオイスター煮」「オクラときゅうりの昆布和え」「金時豆の甘煮」 高野豆腐は和風の煮物でよく見かけるかと思いますが、出汁で戻して唐揚げにしたり、味噌味で和風グラタンなど様々な料理に使えます。また、おろし金でパウダー状にし、お菓子作りや揚げ物のパン粉の代わりなどにも活用できます。
(土)昼食「特製ミートソーススパゲッティ」「キャベツとベーコンのスープ」「ロメインレタスとチーズのサラダ」 ミートソースにはお肉のほかに人参やセロリなどの野菜がたくさん入っています。ここにスープやサラダを加えればバランスのよい食事となります。ロメインレタスはβ-カロテン、葉酸、カルシウムを多く含んでいてシャキシャキした食感が特徴です。苦味と甘みのあるレタスで、加熱しても美味しく食べることができます。
(土)夕食「ビビンバ丼」「具たっぷり韓国風スープ」「チョレギサラダ」 韓国料理の味付けによく使用されるコチュジャンですが、甘辛さが特徴の唐辛子味噌です。ビビンバは一皿で色々な食材が摂れます。肉類だけでなく、小松菜や人参、ほうれん草など緑黄色野菜を欠かさないように心がけましょう。
(日)朝食「ねぎ入り玉子焼き」「干しかぶと野菜の煮物」「納豆の梅おかか和え」 納豆は発酵食品のひとつです。発酵食品は腸の調子を整えてくれて免疫力を高める効果があると言われています。味噌、醤油、甘酒など色々な食材がありますので、普段の食生活に少しずつ取り入れましょう。
(日)昼食「コーン蒸しパン」「キャロットポタージュ」「魚のソテートマトソース」「おからサラダ」 コーンは不飽和脂肪酸やビタミンB群を多く含みます。とくにビタミンB1やB2はエネルギーの補給を助けてくれます。なめらかなでクリーミーな食感が特徴のアボカドは森のバターと呼ばれています。抗酸化作用のあるビタミンEを多く含み、肌のターンオーバーの正常化の効果があるといわれています。カロリーは高めですが食物繊維が多く、定期的に摂り入れたい食材のひとつです。
(日)夕食「シーフードカレー」「パンプキンサラダ」「バナナヨーグルト」 えび、ほたて、あさりなどをたっぷり使用し、海鮮の旨みがつまったカレーです。うまみ成分やミネラルが豊富な貝類ですが、特にあさりは鉄分を多く含み貧血予防の食材としておすすめです。あさりは春と秋に旬を迎えます。炊き込みごはん、酒蒸し、かき揚げなども美味しいです。海水(3%)程度の塩水で砂を吐かせてから使用しましょう。
(月)朝食「えび団子の煮物」「春雨サラダ」 えびはうまみ成分(グルタミン酸など)を豊富に含んでいるので特有の美味しさがあります。殻の部分から出汁を取ることもおすすめです。すり身にするのは少し手間がかかりますが、煮物だけでなく、みそ汁などの汁物の椀だねや揚げ物、グラタンなど使用範囲が広い食材のひとつです。生の筍や、山菜などと煮ても美味しいです。
(月)昼食「山菜おこわ」「魚とかぶの炒め煮」「青菜の辛子和え」 山菜といっても色々種類があります。わらびはビタミンK、鉄分が多く、乾燥させるとその量は10倍になります。ぜんまいはビタミンA、C、食物繊維を多く含むのが特徴です。天ぷらや和え物など料理の幅も広がるので、旬を迎える春先、様々な山菜で季節を楽しんでいただきたいものです。
(月)夕食「茄子と鶏肉の梅しそ南蛮」「ほうれん草の胡麻和え」「かきたま汁」 茄子は酵素の力で切り口が変色しやすいので切ったあとはあく抜きを兼ねて水にさらします。油との相性がよいので揚げ物や炒めものに向いています。しっとりとした食感の鶏肉と一緒に酸味のある南蛮だれを絡ませて、さっぱり食べやすく仕上げました。
(火)朝食「たっぷり野菜のポトフ」「きのこのペペロンチーノ風」 妊産婦期はカルシウムの必要量が増えます。きのこ類はカルシウム吸収のため欠かせないビタミンDが豊富に含まれています。種類も豊富で年間を通して安定して食べることができる食材なので積極的に取り入れましょう。香りや味のクセが気になる方はヒラタケやエリンギなどがおすすめです。
(火)昼食「もずくのスープ」「春キャベツの回鍋肉」「もやしの胡麻酢和え」「杏仁豆腐」 中華料理は油通しをした食材を強火で一気に炒めることが多いのですが、カロリーオーバーが気になります。当院の回鍋肉は、キャベツと豚肉それぞれを(しゃぶしゃぶのように)湯通ししてから炒めます。キャベツは色良くシャキッとした食感が残り、豚肉は余分な脂が落ちるので、より食べやすくなります。
(火)夕食「魚の味噌煮」「青菜のサラダ」「長芋の酢の物」 長芋は大和芋と同じヤマノイモの一種です。生で食べられる芋としてなじみがあります。消化を助ける酵素ジアスターゼが豊富で、特徴のひとつである粘り(ムチンという成分)は胃の粘膜保護に役立ちます。
(水)朝食「焼魚」「野菜の金平」「納豆」 和食の定番の納豆は大豆の発酵食品です。納豆菌は腸内で有害細菌の繁殖を防ぐと言われています。ビタミンB2やビタミンKが豊富です、ビタミンKは骨の形成などに役立つ栄養素です。
(水)昼食「海老ピラフ」「鶏ささみのスティック」「キャロットラぺ」「オニオンスープ」 えびはうまみ成分であるグルタミン酸などを含んでいます。剥いた殻は出汁をとり、スープ類や炒め物などに使用できます。鶏ささみにチーズをまぶして、スナック感覚で食べたれるようにスティック状に揚げました。お弁当のおかずやおやつにもおすすめです。
(水)夕食「ルーロー飯」「野菜スープ」「蒸し野菜の特製ソース」「せん切り野菜のサラダ」 魯肉飯は台湾料理のひとつ。香辛料の香りが食欲を誘います。豚バラ肉などを使用すると脂身の甘みも楽しめますが、当院ではカロリーセーブのため赤身を中心に使用し、苦手な方も少なくないので八角などのクセのある香辛料は避けています。塩分カットのために青菜や卵もシンプルに。少しのアレンジで普段の食事にも取り入れやすくなります。
(木)朝食「トマトと玉子のスープ」「ウインナーといんげんのグリル」「生野菜のサラダ」 国産の生いんげんを楽しめるのは6〜9月。さやが長くて柔らかいものが手に入りやすくなります。カロテンを多く含むため、むくみ防止に効きます。炒め物の他にも天ぷらやおひたしも美味しいですし、春らしい鮮やかな緑色は付け合せとしても利用しやすい食材です。
(木)昼食「ピリ辛豚なす丼」「じゃが芋とピーマンの胡麻風味炒め」「青菜の柚子胡椒和え」 豚肉はビタミンB1を多く含み、疲労回復におすすめの食材です。茄子と相性が良い豚バラ肉は脂が多い分、柔らかくてより旨みを感じやすい部位です。カロリーが気になる方は赤身が多い部位と一緒に使用しましょう。風味としてトッピングしている胡麻にはリノール酸(かならず食品から摂るべき脂質)を多く含む特徴があります。
(木)夕食「ライスコロッケ」「ごぼうのサラダ」「彩り野菜のピクルス」 具だくさんのライスコロッケは食べやすくなるように、チーズの量や味付けを調整しています。少し手間はかかりますが、小さめに作っておくと間食などにも利用できるのでおすすめです。冷凍保存もできますが、やはり揚げたてが美味しいです。
(金)朝食「豆腐ソテー坦々ソースがけ」「きのこのおろし和え」 坦々ソースは豆腐だけでなく温野菜や麺類などにも使えるので便利な常備菜です。炊いたご飯に厚揚げ、温野菜、坦々ソースをのせて丼物などに仕上げるのもおすすめです。
(金)昼食「ホットサンド」「魚介のスープ」「アボカドとビーンズのサラダ」 シンプルなホットサンドと魚介の旨みたっぷりのスープは相性がよく、全体のバランスを考えて豆類や野菜を使用した副菜をつけています。アボカドには抗酸化作用のあるビタミンEや炭水化物などをエネルギーに変えるときに必要なビタミンB2が多く含まれています。
(金)夕食「海老入り野菜炒め」「揚げ春巻」「ザーサイにらスープ」 海老は種類にもよりますが、基本的には高タンパク質、低脂肪の食品です。ミネラル類は多くは含まれていませんが、鉄分を含みますので貧血予防に効果があります。野菜炒めに使う食材はできるだけ旬のものを選び、食感を残して炒めると甘みと食べ応えを存分に感じられます。
(土)朝食「トマトリゾット「温玉のせシーザーサラダ」「バナナヨーグルト」 玉子は加熱具合によって微妙に栄養価が異なります。生の状態が栄養価は高いですが、卵白に含まれるアビジンはビオチン(皮膚の健康を維持する栄養素)の吸収を阻害してしまいます。加熱することによってアビジンはなくなります。また、半熟卵(温泉玉子)は生よりも消化が良いので風邪の時などもおすすめです。
(土)昼食「野菜のあんかけうどん」「ひじきの中華サラダ」「海老のり塩づつみ」 食べやすいようにトロミをつけた野菜のあんかけうどんにはニラをたくさん使用しています。カロテン、ビタミンB2、ビタミンKが豊富です。ビタミンB2は糖質や脂質、たんぱく質がエネルギーに変わるときに必要な栄養素です。
(土)夕食「しめじの炊き込み御飯」「豚レバーのカツ」「くるみ入り白和え」 妊娠中は赤ちゃんの成長を支えるために鉄分を意識して摂る必要があります。摂りづらい栄養素のひとつですので貧血気味になる方も少なくないようです。摂りだめできない鉄分は毎食少しずつ取り入れるのがポイント。レバーはクセがあるので苦手な方が多いようですが、@牛乳や氷水を使ってしっかり血抜きをすること、Aにんにくや生姜で臭みを抑えることで美味しく食べることができます。新鮮なものは赤褐色で弾力があるのが特徴です。
(日)朝食「焼魚」「切昆布煮」「野菜のさっぱり和え」 切昆布は食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などミネラル類を中心に栄養素がたくさん。当院では煮物にしてお作りしていますが、佃煮や酢の物にもおすすめですし、炒め物や炊き込みご飯などにいれても美味しいです。乾物は長期の保存もでき栄養価が高いものが多いのでぜひたくさん利用しましょう。
(日)昼食「人参ごはん」「コーンたっぷりコロッケ」「キャベツとセロリのコールスローサラダ」 人参ごはんにはすりおろした人参がたっぷり入っています。加熱しても色素の変化が少なく、人参本来の甘さが際立ちます。抗酸化作用のある緑黄色野菜の代表ですので、ぜひ積極的に摂り入れましょう。
(日)夕食「チキントマトカレー」「野菜とチーズのサラダ」「フルーツラッシー」 カレーはマイルドな味に仕上げるためにココナッツミルクを使用しています。水分や脂質が多いのが特徴ですが、果実から作られるためカリウムが豊富。スープやデザートでも使える食材です。
(月)朝食「青菜のおむすび」「車麩のそぼろ煮」「ひじきとごぼうの炒め煮」 お麩は低カロリーで高たんぱく、カルシウム、鉄、亜鉛などを多く含む食品です。妊婦や授乳婦の方の味方になってくれます。消化もわりと良いので離乳食などにも利用できます。種類が様々ですが、新潟では車麩がポピュラー。煮物、焼き物、揚げ物、みそ汁…様々な用途で使える保存食で、おすすめ食品です。
(月)昼食「アジフライ和風タルタルソース」「竹の子の土佐煮」「けんちん汁」 アジをはじめとする青魚はDHAやEPA、Caなど妊産婦さん摂ってもらいたい食材です。“味が良い”のでこの名がついたといわれています。旬は初夏(5〜8月)で近海で摂れたものを楽しめます。糖質の代謝を助けるビタミンB1も豊富なので積極的に食べるようにしましょう。
(月)夕食「鶏肉の梅肉はさみ焼き」「きゅうりの酢の物」「野菜のアーモンド和え」 鶏肉は脂質の少なくたんぱく質を多く含むささみを使用しています。油と一緒に調理することでパサつきなどを避けられます。あいだに梅をはさむことでさっぱりと食べやすい味付けです。梅はクエン酸の酸味が強いので防腐作用や食欲増進効果もあり、つわり期などに食事の支えになることもあります。塩分は高い食材のため食べすぎには注意しましょう。
(火)朝食「焼魚」「切干大根煮」「オクラ納豆」 切干大根は大根の根を刻んで乾燥させたもので長期保存ができます。和風の煮物だけでなく、炒めたり、茹でたあとサラダなどの和え物にしたりと様々な料理に利用できます。豊富に含むカルシウムや鉄分は妊産婦、授乳婦のお母さんにとって大切な栄養素ですので意識して摂るようにしましょう。
(火)昼食「野菜たっぷり焼きうどん」「春野菜の梅風味サラダ」「小松菜と油揚げのスープ」 ワンプレートなど簡単に済ませるときは、野菜が不足しがちです。焼きそばやチャーハンなどは野菜をたっぷり入れたり、パスタには野菜サラダをつけたり、などの工夫をしてみましょう。バランスの良い食事に変わります。
(火)夕食「春雨スープ」「ニラたっぷり麻婆豆腐」「帆立入り肉しゅうまい」 疲労回復に効果的なニラは免疫力も高めてくれます。抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれており、貧血や冷え、むくみ、便秘改善にも良いとされています。生でも食べられる野菜です。独特の香りを楽しむためにも火を通すときは最後に入れるのがおすすめです。
(水)朝食「ささみと野菜のサンドウィッチ」「ミネストローネ」「グリーンサラダ」 サンドウィッチに入っているスプラウトとは大根やブロッコリーなどの新芽の総称で、もやしや豆苗もその一種です。ビタミンやミネラルが豊富に含まれます。わずかに辛みを感じるものが多く、味のアクセントとなりサラダや和え物など幅広く利用できます。
(水)昼食「焼きさばの太巻き」「茄子といんげんの胡麻和え」「キャベツときゅうりの三杯酢」 さばは程よく脂が残るような焼き加減で仕上げ、がりや大葉を一緒に巻くことで食べやすく仕上げています。DHA、EPAなど不飽和脂肪酸を多く含んでいて栄養価が高い青魚の代表ですが、さばは鮮度の低下が急速に進むため生食は避けましょう。みそや酢との相性が良いです。
(水)夕食「ポークソテー丼」「切干大根と野菜のレモン和え」 疲労回復のビタミン代表であるビタミンB1。その含有量が食品の中でもトップクラスの豚肉。選ぶ部位にもよりますが、牛肉の8倍と言われています。ビタミンB1は水溶性ですので、揚げる、焼く、炒めるといった調理方法がおすすめです。
(木)朝食「焼魚」「長芋とオクラの梅和え」「青菜とチーズの和え物」 長芋は酢の物や和え物などに使用しやすく、加熱すると粘性が無くなり違う食感をたのしめる食材で、梅とオクラと相性が良いです。オクラのぬめりの成分は整腸作用やコレステロール、血糖値の上昇を防ぐ効果があります。旬は6〜9月頃です。
(木)昼食「ぶっかけそば」「そぼろ入り南瓜の甘煮」「青菜のおひたし」 かぼちゃは炭水化物が主成分ですが、カリウムやカロテンも豊富に含まれているのでビタミン補給になります。ずっしりと重く、皮がかたいものが美味しいと言われています。煮物以外にも天ぷらやスープ、サラダ、プリンなど和洋問わず様々な料理に使用できます。
(木)夕食「酸辣湯」「鶏肉と野菜の甘辛炒め」「きゅうりの生姜醤油漬け」「Feのむヨーグルト」 中華料理は彩りよく作るために、油通しをするのが一般的で、カロリーが高くなってしまうので注意が必要です。具材の半分が浸るくらいの油の量で揚げ焼きするとカロリーを抑えることができます。酸辣湯は酸っぱさと辛さのバランスがポイント。母乳をあげているお母さんは刺激のある辛味よりも、血行を促してくれるお酢をたっぷり入れる方がおすすめです。
(金)朝食「中華粥」「温泉玉子の中華あんかけ」「ハムともやしのさっぱり和え」 鶏肉と一緒にじっくり煮た中華粥は、米だけでつくるお粥と比べて、トロトロとした食感になり鶏肉の旨みが凝縮されて味がやや濃くなるのが特徴です。カロリーもしっかり摂ることができます。カロリーを抑えたい場合は鶏肉の皮を除いたり、ごま油を減らしましょう。
(金)昼食「ガパオ風豚肉のバジル炒め」「切干大根のソムタム」「茄子の香味だれ」 人気のアジアン料理を身近な食材で作ったアレンジ料理です。生バジルをたっぷり使ったガパオ風。ソムタムは本来、青パパイヤで作ります。青パパイヤは酸味がありビタミン類が豊富で日本でも夏に近づくとごくたまに売られているので見かけたらぜひ使ってみてください。ここでは、食感が似ていてカルシウムが豊富な切干大根で代用しています。
(金)夕食「魚のエスカベッシュ」「ヨーグルトドレッシングのサラダ」「ラタトゥイユ」 エスカベッシュはヨーロッパなどで親しまれるマリネ料理の一種です。加熱した食材を酢漬けにし、余分な油がおちて食べやすくなります。サラダもさっぱり食べられるようにヨーグルトを使用。ヨーグルトはカルシウム、ビタミンA、B1、B2を豊富に含んでいます。
(土)朝食「コーンスープ」「カラフルチキンサラダ」 サラダチキンは下味に一晩しっかり漬け込み、ゆっくりと加熱することでしっとりした食感に仕上げています。ビタミンを多く含む野菜や果物と一緒に楽しみます。作り置きにも向いているので、手軽に朝食を用意したいときなどにもおすすめです。
(土)昼食「ひき肉と春野菜のオイルパスタ」「パプリカの豆乳ポタージュ」「かぼちゃとルッコラのサラダ」 パプリカはナス科の野菜です。肉厚で辛みがなく甘みを感じますが、実は唐辛子の一種。カリウムを多く含み、むくみ防止におすすめです。抗酸化ビタミンが多い美容野菜とも言われています。
(土)夕食「筍ごはん」「魚の焼き浸し」「キャベツの柚子胡椒和え」 キャベツは出荷時期や種類によって葉の詰まり具合がやや異なります。“春キャベツ”はその名の通り、春先(3月頃)に出回り柔らかな葉が特徴です。含まれている栄養素はどのキャベツも大体同じですが、春キャベツは他キャベツに比べると、ビタミンCは約1.3倍、βカロテンは約3倍といわれています。
お食事(配膳)の時間
朝食7:30
昼食11:45
おやつ(産後の方)15:00
夕食17:45

ごはんは、白米、七分米、玄米を使っています。
産後の方には、火曜日か金曜日の昼食に「お祝い善」をお楽しみいただきます。
衛生上、お食事が終わりましたら、お早めにラウンジの配膳車へ下善をお願いします。(夕食は19時までにお願いします)医師の指示により安静の必要な方は下善へ伺います。
お茶の必要な方はお申し付けください。(厨房 内線20番)
予期なくメニューを変更する場合もございます。

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米は精白度合いによって栄養価に差があります。
玄米 もみ殻を取っただけのお米。糠層(米ぬか)や胚芽が残り、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養が豊富な完全食です。
七分米 糠層を7割除いたお米。胚芽部分も残っており、栄養価も豊富で消化は良いです。
白米 胚乳部分だけの真っ白なお米。栄養価は玄米より劣りますが、98%の高い消化吸収率です。
☆玄米は消化に時間がかかります。よく噛んで消化を助けましょう。

良い母乳を出すために何を食べたらいいの?
水分 まずは水分をしっかりとりましょう。
カリウム 母乳に多くでていきます。カリウム不足にならないように野菜をしっかりととりましょう。
ビタミンK 不足すると赤ちゃんが頭蓋内出血などを起こすことがあります。ビタミンKを多く含む食品には、納豆、モロヘイヤ、ほうれん草、小松菜、海藻類などがあります。
☆赤ちゃんのアレルギー予防のためにも偏食せず、多種多様な食材をバランスよくとりましょう。

カルシウム(Ca)のこと
カルシウムは、妊娠中に胎児の骨を形成し、授乳中は母乳に分泌されますので、不足しないように心がけなえればなりません。 しかし、カルシウムは吸収率が悪く、牛乳は55%、魚は40%、野菜は20%未満です。
スキムミルク 低脂肪でカルシウム補強ができます。
@卵、魚や肉に加える。A味噌に加える。B小麦粉やパン粉に加える。
☆様々な食材、料理とあわせてカルシウム不足に気をつけましょう。

来週もお楽しみに・・・


お祝い膳
ご出産後、火曜日か金曜日に お祝いの豪華お食事がございます。
その他、情報
インフォメーション
  • 医療法人社団 幸羽会 
    エンゼルマザー クリニック
  • 母胎保護 指定病院
  • 診療科目/ 産科、 婦人科
  • 診療時間/
    午前の診療
    9:00〜 12:30 (月火水木金土)
    午後の診療
    15:00〜 18:00 (月火 木金)17:15受付終了
    診療時間

    9:00

    12:30

    15:00

    18:00


    産科 外来    婦人科 外来   
    産科 予約外来  婦人科 予約外来 
  • 初診受付時間
    午前9:00〜 12:00
    午後3:00〜 5:00
    出来るだけ 電話連絡されて からの ご来院を お願い いたします。
  • 休診日/ 水曜の午後、 土曜日午後、 日曜日・祝日
  • 入院設備/ 個室11室(特室2室)、 4人2室、回復室1室
  • 駐車場/ 第一駐車場25台、 第二駐車場5台
  • 住所/ 950-0962  新潟県 新潟市中央区 出来島1丁目5-15
  • TEL/025-281-1103  FAX/025-281-5503
  • Wi-Fi使えます。
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